ダイエット中に脂質の摂取量を減らす方が居ますがダイエット中でも脂質は必要です。
脂質と聞くと”太る”イメージがありダイエットの敵と認識されがちです。
しかし毎日決められた量を摂取しなければ身体に不調が起こります。
一体、脂質にはどんな役割があるのでしょうか?
1日の摂取目安や脂質を含む食品などを解説します。
[su_heading size="22" align="left" margin="30"]脂質の役割は?不足するとどうなる?[/su_heading]
<脂質の役割>
・体温を保つ
・ホルモンの材料
・身体を動かすエネルギー源(1gあたり9Kcal)
<脂質が不足すると>
・体温低下による免疫力低下
・ホルモンバランスの乱れによる肌荒れ
・エネルギー不足による疲労感
脂質は三大栄養素の1つであり身体を動かすエネルギー源として多くの方に知られていますが役割はそれだけではありません。
体温を保つ、ホルモンの材料など生命を維持するために重要な役割を果たしています。
ダイエット中に極端な脂質制限を行うと生命を維持する働きが行えないため非常に危険な状態になります。
極端な制限はいけませんが、脂質の摂りすぎも良くありません。
脂質を摂り過ぎてしまうと使われなかった脂質が脂肪として身体に蓄えられ太ってしまいます。
脂質は1日にどれぐらい摂取すれば少な過ぎず、摂り過ぎずなのでしょうか?
[su_heading size="22" align="left" margin="30”]1日に必要な脂質の量は?[/su_heading]
1日必要量
・摂取カロリーの25%
1日に摂取するカロリーの内25%を脂質から摂取するように心掛けましょう。
[su_note note_color="#d9f5ff" radius="2"]<1日1,500Kcal必要な人の場合>
1,500Kcal×25%=375Kcal(脂質42g)[/su_note]
[su_note note_color="#d9f5ff" radius="2"]<1日1,800Kcal必要な人の場合>
1,800Kcal×25%=450Kcal(脂質50g)[/su_note]
上記の計算となります。
計算方法の詳細や考え方についてはPFCバランスの記事に書いていますのでそちらをご覧ください。
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不足も摂り過ぎも良くない脂質ですが現代人の食生活では摂り過ぎている方が多い傾向です。
次項は脂質が多く含まれる身近な食品を紹介しています。
[su_heading size="22" align="left" margin="30”]脂質が多く含まれる食品は?[/su_heading]
上記のようにコンビニなどで購入することができるカレーライス・たまごサンド・カツ丼は脂質量が多く含まれています。
栄養バランスを考えずに食事をコンビニで済ましてしまうとあっという間に脂質量が1日の上限を超えてしまいます。
外食やコンビニ飯が中心の方はメニューを選ぶ際、公式サイトなどで栄養成分表示を確認するクセを付けましょう。
[su_heading size="22" align="left" margin="30"]<さいごに>[/su_heading]
今回は脂質について解説しました。
人間が生命を維持するうえで欠かせない栄養素です。
ですが現代の食生活では外食やインスタント食品を食べる方が多く、脂質を摂り過ぎる傾向があるため注意が必要です。