食べ過ぎてしまった翌日、体重計に乗ると、体重が増えていたことはありますか?


食べ過ぎた翌日は、体重が1〜3kg増えることがあります。
ダイエット中は、少しの増量で落ち込んでしまいますよね。
でも大丈夫です!
食べたものは、すぐに脂肪になりません。
食べものが脂肪になるまで、48時間かかります。
身体に付くまで、二週間かかります。

体重は増えてるのに…?
食べ過ぎた翌日、体重は増えますが、脂肪は増えません。
一体、なぜなのでしょうか?
今回は、食べたものが脂肪になる仕組みを解説します。
- 食べものが脂肪になる仕組み
- 食べ過ぎて増えた体重の正体
- 食べ過ぎた時の対処方法
- 太らない方法
本記事の信頼性
食べものが脂肪になる仕組みが分かれば、体重の増減に、一喜一憂しなくなります。
食べ過ぎた際の、対処方法を知れば、自己嫌悪から解放されます。
心に負担をかけないダイエットを始めましょう!
スポンサーリンク
増えた体重の正体は水分
食べ過ぎた翌日は、体重が1〜3kg増えていることがあります。
この増えた体重の正体は、ほぼ水分です。
増えた体重の正体
- 水分
- 食べたもの自体の重量
食事をすると、食べたもの自体の重量が、身体に取り込まれます。
なので、体重は増えて当然です。


食べ物は消化され、細かい栄養素になって吸収されます。
そのため、重量は無くなるのではないか?と思われています。
ですが、食べた物全てが消化・吸収される訳ではありません。
消化・吸収されないもの
- 吸収、代謝によって産まれた老廃物
- そもそも消化されない食物繊維
これらは、身体に吸収されず、体外へ排出されます。水分も同様の考えです。
摂り過ぎた不要な水分は、対外へ排出されます。
.png)

水分は飲料だけでなく、食品にも含まれています。
水分を含む食品(例)
- 野菜
- 果物
- 米
- パン
- 麺類
このように、大体の食品に水分は含まれています。
排出されるまでは、体内にあるので体重が増加します。
では、吸収されたものは、どれぐらいの期間で脂肪になるのでしょうか?
次は、脂肪が付く仕組みを解説します。
食べ物が脂肪になるまでの仕組み
食べものは、私たちの口から入ります。
そして、胃から小腸へと送り込まれます。
小腸で食べものが分解され、血液に乗り全身へ運ばれます。
食べものが分解されできた物質は、エネルギー源や、ホルモンの材料などの役割を果たします。
脂質と糖質では、流れが違うので解説します。
脂質の場合
脂質が、脂肪になるまでの流れは下記です。
脂質が脂肪になるまで
- 十二指腸で、脂肪酸とグリセリンに分解
- 小腸で、中性脂肪に合成
- 中性脂肪が血液に乗って全身へ
- 細胞膜やホルモンの材料になる
- 余れば脂肪になる
脂質は身体にとって必要ですが、摂りすぎると太ります。
【糖質の場合】
糖質が脂肪になるまで
- 胃や腸で、ブドウ糖に分解
- 肝臓に入るり、血液に乗って全身へ
- エネルギー源として使用される
- 余ったブドウ糖は再び肝臓へ
- ブドウ糖が脂肪に変わる
糖質を摂りすぎると、すべてエネルギーとして使用されません。使われないブドウ糖は、肝臓に戻ります。
しかし、肝臓に蓄えることができる、ブドウ糖の量は少なく、すぐに容量オーバーになります。
このままでは、ブドウ糖を身体に蓄えることができません。
そこで、私たちの身体は、ブドウ糖の形を変えて身体に蓄えようとします。
ブドウ糖を、脂肪に変えて、身体に蓄えます。

知りませんでした…。

ありがた迷惑ですね…(笑)
ブドウ糖から、脂肪に変わるまでの時間が48時間です。
その脂肪が体脂肪として、身体に付くまでの期間が二週間です。
体脂肪をつけないように、この期間は何をすれば良いのでしょうか?
スポンサーリンク
48時間以内にすること
48時間は、食べものが脂肪に変わる期間です。
これを止めることは出来ません。
ですが、早めの対処で、体脂肪の量を最小限に抑えることができます。
食べ過ぎてしまった際は、48時間以内に2つの対処をしましょう。
48時間以内にすること
- 食事の糖質、脂質を控える
- 翌日の食事を置き換えにする
できることは、新たに食べ過ぎないことです。
体脂肪の材料を、これ以上増やさないことが重要です。
夜に外食や、飲み会で食べ過ぎた場合、調整するのは翌日の朝食です。


無理に食べる必要はありません。
食べ過ぎた翌日、空腹感がなければ、朝食を必ず食べる必要はありません。
ですが、食べない場合も水分補給は必ず行いましょう。
朝食を抜く場合は、コップ1杯の水を飲むようにします。
一食抜くと、摂取できる水分量が減るため、意識的に水分補給をしましょう。


朝食を抜くのが不安な方は、脂質が少ないものを選びましょう。
食べ過ぎた翌日の朝食
- サラダ
- 果物
- スムージー
- プロテイン
おすすめはスムージーです。
野菜ジュースに比べ、満腹感があります。
不足しがちなビタミンも、たっぷり摂取できます。
green spoon(グリーンスプーン)が手軽で美味しくおすすめです!

≫green spoon(グリーンスプーン)の口コミ|メリット・デメリットを解説
二週間で行うこと
二週間は、食べものが脂肪に変わり、その脂肪が体脂肪になる期間です。
この期間の過ごし方で、どれだけ身体に脂肪が付くかが変わります。
体脂肪を付けないために、するべきことは2つです。
二週間ですべきこと
- 摂取カロリー<消費カロリー
- 運動、身体を動かす
1日の総カロリーをコントロールします。
摂取カロリーが、消費カロリー を超えてはいけません。
この期間に、摂取カロリー>消費カロリーとなると、どんどん身体に体脂肪を蓄えます。
消費カロリーを増やすため、身体を動かして、エネルギーを消費させたい期間です。


身体が省エネモードになって、消費カロリーが減ります。
摂取カロリーを、極端に減らしてしまうと、脂肪を蓄えやすくなります。
身体は、摂取カロリーが急に少なくなると、生命の危機だと判断します。
すると、エネルギー源である脂肪を、なるべく身体から減らさないようになります。

省エネして、蓄えようとします。
摂取カロリーを極端に減らすことは、実はダイエットにとってマイナスの行動なのです。
この期間に行うべきは運動です。
運動でエネルギーを消費し、体脂肪になる前に燃焼させます。


早めの対処で、太りにくくなりますよ!
脂肪やブドウ糖は、体脂肪として身体に付く前は、血液中に存在しています。
血液中にある脂肪・ブドウ糖は、エネルギーとして使われやすく、消費しやすいのです。
脂肪は時間が経つと、血液中から脂肪細胞に蓄えられます。

時間が経つと、余計な一手間が増えちゃいます…。
時間が経つと、脂肪は消費されにくく、消費の効率が悪くなります。
脂肪が、脂肪細胞に蓄えられる前に、消費してしまいましょう。


おすすめの運動
- ウォーキング
- ジョギング
- エアロバイク


部位が限定される内容ではなく、全身が動く運動を選びましょう。

運動時間が確保できない場合は、エスカレーターをやめて、階段を使うなどもOKです。
できることから、どんどん取り入れることが、運動を習慣にするポイントです!
スポンサーリンク
食べ物が脂肪に変わるまでのまとめ
今回の記事のまとめです。
この記事のまとめ
- 食べものは、すぐに脂肪にならない
- 脂肪になるまで48時間
- 脂肪が身体に付くまで二週間
- 食べ過ぎたら早めの対処を心がける
ダイエットをしていると、その日の体重で、一喜一憂してしまいがちです。
仕組みを知ることで、正しい対処ができます。
食べ過ぎのダメージを、最小限に抑えることができます。
イベントや飲み会の際は、脂肪が付く仕組みを思い出し、冷静に対処しましょう。