筋肉を増やす

EMSとは何か?トレーニング初心者には不要!?

皆さんはEMSを知っていますか?

EMSとは付けるだけで自動的に筋肉が鍛えられる器具です。

クリスチアーノ・ロナウドがCMに出ている、シックスパッドで一躍有名となりました。

EMSは誰でも簡単に筋肉を鍛えられるのか?

答えはNOです。

なぜなら、

EMSは初心者向けではなく中級者向けの商品だからです。

 

今回は

EMSは初心者向けでない理由

EMSの効果

筋トレとの違い

について解説します。

 

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EMSが向いている人

[su_note note_color="#ffffff" radius="2"]■とにかく早く結果を出したい人

▶︎休息日にEMSを使う

■今の筋トレの強度に慣れてしまった人

▶︎筋トレ中にEMSをつける[/su_note]

EMSは上記のような人が向いています。

日頃トレーニングをしている方におすすめです。

運動が苦手な方

トレーニング経験がない方

にはおすすめできません。

 

EMSは付けるだけで痩せる”という印象が強く、楽にできると思われています。

ですが、実際にEMSをつけると意外と辛く、刺激が強いです。

日頃トレーニングをしない人が、EMSを付けて家事をそつなくこなすには時間が掛かります。

 

慣れるまで低い刺激で使えば良い”と言われています。

ですが、その期間を慣れに使うのであれば、自分でトレーニングをした方が速く結果が出ます。

ですので、EMSは初心者向けではありません。

トレーニングを行っている人が更に効率よくトレーニングを行う器具と思ってください。

次項ではさらにEMSについて詳しく解説しています。

 

EMSとは何か

EMSとは

Electric Muscle Stimulation

の略称です。

電気刺激を利用して筋肉を収縮させるトレーニングのことです。

EMSは筋肉や運動神経に電気刺激を与えて筋肉を収縮させます。

医療分野では、脳血管障害などで自分の意志で運動ができなくなってしまった人のリハビリとして使用されています。

スポーツの分野では、オリンピック代表選手が用いて、高い効果が得られたことから注目され、以降筋肉トレーニングのための運動器として利用されています。

出典:電流刺激療法とは?|一般財団法人日本電子治療器学会

人間の身体は脳からの指令により動きます。

脳から『身体を動かせ』という指令

筋肉が指令を受け取る

筋肉を収縮させ身体を動かす

 

人間の身体はこのようにして動きます。

このように、命令通りに身体を動かすことができれば、誰でもダイエットのためにトレーニングが続けられるはずです。

しかし実際はどうでしょうか?

人間はロボットではないので

・『面倒くさい』

・『今日は疲れているので気が乗らない』

と言った感情が出てきます。

この感情により運動を続けられない人が多いのです。

 

ですが、EMSは脳から筋肉へ指令を送るのではなく、筋肉に直接電気刺激を与えます。

電気刺激を与えられた筋肉は、意思に関係なく自動的に収縮することができます。

一般的には身体に直接貼るパッドタイプが主流です。

パッドを鍛えたい部位に貼る

スイッチを押す

電気刺激により筋肉が収縮

強制的にトレーニング

上記の流れでトレーニングができます。

身体を動かさず、自分の意思と関係なく筋肉の収縮させます。

そのため、元々はリハビリのトレーニングとしてEMSは使われていました。

EMSは筋肉を収縮させる点では筋トレと同じです。

得られる効果に違いはあるのでしょうか?

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EMSと筋トレの違い

EMSと筋トレの違いは鍛えられる筋肉です。

マシンやダンベルを使った筋トレはアウターマッスルがメインに鍛えられます。

筋トレはアウターマッスルが鍛えられる

腕の力こぶ(上腕二頭筋)

胸の筋肉(大胸筋)

などが該当し、目で確認できる筋肉のことです。

ジムに置いてあるマシンはほぼアウターマッスルを鍛えるものです。

 

アウターマッスルは

関節を動かす働き

があります。

マシンやダンベルを使った筋トレは、関節を大きく動かして行うのが特徴の1つです。

 

例えば、スクワットは股関節、膝関節を

曲げる

伸ばす

といった動作です。

そのため、関節を動かす働きがあるアウターマッスルが使われ鍛えられるのです。

 

EMSはインナーマッスルが鍛えられる

一方、EMSは関節を動かさずに、筋肉を収縮させるトレーニング方法です。

関節を動かさずに力を発揮する筋肉はインナーマッスルです。

ですので、EMSを使ったトレーニングではインナーマッスルがメインに鍛えられます。

 

インナーマッスルとは

お腹の奥の筋肉(腹横筋)

骨盤を支える筋肉(大腰筋)

などが該当し、身体の奥の方にあり見た目で分かりにくい筋肉です。

 

関節を補強、調整

姿勢を保つ

バランスをとる

などの役割があります。

 

インナーマッスルは身体を調整する重要な筋肉です。

ですが、アウターマッスルと違いマシンやダンベルで鍛えることが難しいのです。

そのためトレーニングが疎かになりやすいことがあります。

EMSでは鍛えにくいインナーマッスルを中心に鍛えられるため、ダンベル・マシントレーニングと合わせて使う方が多いのです。

このように、EMSと筋トレでは鍛えられる筋肉に大きな違いがあります。

EMSはどのように使えば効果的にダイエットができるのでしょうか?

 

EMSの効果的な使い方

[su_note note_color="#ffffff" radius="2"]■腹筋だけ毎日使う

■腹筋に貼りながら有酸素運動を行う[/su_note]

とにかく、早く結果を出したい方におすすめの使い方です。

1つ目は、腹筋だけ毎日EMSでトレーニングを行うことです。

腹筋は他の筋肉とよりも回復の速度が速いです。

筋トレは連日で行わない方がいいと思っている方が多いですが腹筋は例外です。

腹筋だけ自分で毎日行っても構いませんが、腹筋だけ行うのも意外と億劫です。

そこで、EMSを使うと手間が省けて楽に行えます。

トレーニングに慣れている方であれば、家事やテレビを見ながらでも使えるのでおすすめです。

 

2つ目は腹筋に使いながら有酸素運動を行う方法です。

ウォーキング

ジョギング

エアロバイク

など、体幹があまり動かない運動が行いやすいでしょう。

腹筋にEMSパッドを貼ることで、腹筋が刺激され腹筋に意識が向きます。

そうすると、正しい姿勢を保つことができ、効率よく安全にトレーニングを行うことができます。

 

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EMSのまとめ

EMSは自分の意思と関係なく自動で筋肉を収縮させる

初心者がいきなり使うには効率が悪い

EMSはインナーマッスルが鍛えられる

筋トレと併用するとバランスよく鍛えられる

 

今回はEMSについて解説しました。

付けるだけで誰でも痩せるというイメージが先行しています。

本当に自分に合っているのか、どんな仕組みで痩せると言われているのか確認が必要です。

EMSだけに限ったことではありません。

SNSやインターネットが普及し情報量が多くなっています。

溢れている情報から正しい情報を掬い上げ自分に合っているか判断をしなければなりません。

今回の記事で少しでもEMSについて参考になっていれば幸いです。

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