マクドナルドには、チキン系のサイドメニューが2つあります。
ナゲットとシャカシャカチキンです。

ダイエット中は、シャカシャカチキンを選ぶべきです。
同じチキン系のメニューでも、栄養バランスに違いがあります。
シャカシャカチキンは、ナゲットよりもダイエットに適した栄養バランスです。
ダイエットに、適した栄養バランスのものを選ぶことで、太りにくくなります。
身近な食品の栄養バランスを知ることは、ダイエットの成功において重要です。

今回は栄養バランスの基本である、PFCバランスを基準に、シャカシャカチキンを選ぶべき理由を解説します!
- シャカチキ、ナゲットの栄養バランス
- シャカチキが太りにくい理由
- 栄養バランスの考え方
マクドナルドは、全国店舗数が約2,900あます。
私たちの身近にあるため、利用する機会があると思います。
ダイエット中に、マクドナルドを利用しても、太らないメニュー選びができるようになりましょう!
画像引用元:マクドナルド公式サイト
ナゲットとシャカチキの栄養バランスを判断する基準
シャカシャカチキンが、ナゲットよりも、ダイエットに適している理由は2つあります。
ダイエットに適している理由
- ナゲットよりも脂質が少ない
- PFCバランスが理想に近い
ダイエットに適している食べものか、判断する基準は、PFCバランスです。
PFCバランスとは食品に含まれる、タンパク質・脂質・炭水化物の割合のことです。
PFCバランスには、ダイエットに適している理想の割合があります。
理想のPFCバランス | |
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|
栄養素 | 割合(%) |
タンパク質 | 13〜20% |
脂質 | 20〜30% |
炭水化物 | 50〜65% |
無理なく健康的なダイエットを進めるためには、PFCバランスを意識した食事が必要です。
目標とする体型によって、PFCバランスは異なりますが、理想のPFCバランスは上記のグラフの通りです。
理想のPFCバランスは、炭水化物が最も多く、次いでタンパク質、脂質の順となります。
ダイエットに特化するなら、脂質の割合を減らし、タンパク質の割合を増やします。
ですので、今回の判断基準は2つです。
- 理想のPFCバランスに近いのはどちらか
- 脂質が少ないのはどちらか
この判断基準を元に、次はナゲットのPFCバランスを解説します。
PFCバランスはこちらで詳しく解説しています。
ナゲットのPFCバランス
ナゲットのPFCバランス | 理想のPFCバランス | ||
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||
ー | グラム(g) | 割合(%) | 割合(%) |
タンパク質 | 15.8g | 34% | 13〜20% |
脂質 | 17.2g | 37% | 20〜30% |
炭水化物 | 13.1g | 28% | 50〜65% |
ナゲットの脂質は、17.2g(37%)です。
3分の1以上が、脂質で構成されています。
ナゲットのPFCバランスは、脂質が1番多く、次いでタンパク質、炭水化物の順です。
理想のPFCバランスとは、配分が大きく異なります。
ちなみに、ナゲットの脂質量は、ポテトSサイズよりも、5.9gも多いです。
ナゲット | ポテトS | |
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|
栄養素 | グラム・割合 | グラム・割合 |
タンパク質 | 15.8g(34%) | 2.9g(7%) |
脂質 | 17.2g(37%) | 11.3g(27%) |
炭水化物 | 13.1g(28%) | 28.0g(66%) |
チキン=ヘルシーと思われがちですが、ナゲットは脂質量が多いのです。

脂質についてはダイエットに脂質は必要?の記事で解説しています。
次は、シャカシャカチキンのPFCバランスを解説します。
シャカチキのPFCバランス
シャカチキのPFCバランス | 理想のPFCバランス | |
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|
ー | グラム・割合 | 割合(%) |
タンパク質 | 14.8g(33%) | 13〜20% |
脂質 | 12.8g(29%) | 20〜30% |
炭水化物 | 17.2g(38%) | 50〜65% |
シャカシャカチキンの脂質量は12.8g(29%)です。
PFCバランスは、炭水化物が1番多く、次いでタンパク質、脂質の順です。
ナゲットよりも、脂質の量が少なく、理想のPFCバランスに近いです。
さらに脂質よりも、タンパク質の割合が多いので、ダイエット向きと言えます。
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でも、炭水化物がナゲットより4g多い…。

炭水化物は、身体にとって必要な量が多いからです。
ダイエット中は、炭水化物が多ことに不安を感じます。
ですが、炭水化物は消費される量が、1番多い栄養素です。
そのため、摂取しなければいけない量が、他の栄養素よりも多いのです。
炭水化物の働きはこちらで詳細を解説しています。
次は、ナゲットとシャカシャカチキンのグラフを比較しました。
ナゲットとシャカチキどっちが太らないか比較
理想のPFC | ナゲット | シャカチキ |
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|
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割合 | グラム・割合 | グラム・割合 |
13〜20% | 15.8g(34%) | 14.8g(33%) |
20〜30% | 17.2g(37%) | 12.8g(29%) |
50〜65% | 13.1g(28%) | 17.2g(38%) |
理想のPFCバランスに近く、脂質が低いのはシャカシャカチキンです。

ですが、脂質の量がかなり違いますね…。

PFCバランスを理解すると、 低カロリー=ダイエット向き” とは、一概に言えないことが分かります。
ナゲットと、シャカシャカチキンのカロリー差は、27Kcalです。
脂質の差は、4.4gあります。


ですが、4.4gは決して少ない量ではありません。
例えば、1日の摂取カロリーを、1,500Kcalに制限している人が居たとします。
その人が、1日に摂取してもいい脂質量は下記です。
摂取カロリー:1日1,500Kcalの場合 | ||
栄養素 | 割合 | 摂取目安量 |
タンパク質 | 20% | 75g |
脂質 | 25% | 42g |
炭水化物 | 55% | 206g |
脂質の摂取目安は、約42gです。
タンパク質と炭水化物に比べて、脂質はかなり必要量が少ないことが分かります。
そのため、脂質はあっという間に、上限量を超えてしまいます。
脂質の摂り過ぎは、太る原因になります。
1日の脂質上限を超えないように、脂質が少ないシャカシャカチキンを選びましょう!
PFCバランスの計算方法はこちらで紹介しています。
まとめ:太らないのは脂質が少ないシャカチキ
今回の記事のまとめです。
記事のまとめ
- 太りにくいのは、シャカチキ
- 理想のPFCバランスに近いメニューを選ぶべき
- 脂質が少ない方を選ぶ
- 脂質は、1日の上限量が少ない
ダイエット中に選ぶなら、シャカシャカチキンです。
理由は、PFCバランスが理想に近い、脂質が少ないからです。
カロリーだけではなく、PFCバランスに注目して食品を選びましょう。
ダイエット中でも、ファーストフードを食べたくなる瞬間があります。
そんな時に、少しでも食品の栄養情報があれば、最悪の選択を避けることができます。
まずは、身近な食品のPFCバランスを調べてみましょう!