
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
- 置き換えダイエットのメリット・デメリット
- リバウンドしない置き換えダイエットの方法
- 空腹を感じにくいおすすめの置き換え食品
プロテイン置き換えダイエットは、正しく行えばリバウンドしません。
リバウンドとは、脂肪だけでなく、筋肉も一緒に減ることで、基礎代謝が下がることで起こります。
なので、ダイエット中に、筋肉をキープできれば、リバウンドは起こりません。
では、リバウンドしない置き換えダイエットの方法につて解説しますね。
目次
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置き換えダイエットとは
置き換えダイエットとは、1日のうち1食を、低カロリーな食品だけにすることです。
1食を低カロリーすることで、1日トータルの摂取カロリーを減らすダイエット方法です。

1日の摂取カロリーをおさえ、その積み重ねで脂肪が減ります。
太る原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回ることです。
つまり、脂肪を減らす方法は2つ。
1日の摂取カロリーを少なくするか、消費カロリーを増やす、この2択です。

カロリーの摂り過ぎで、脂肪が増えます。
カロリーと脂肪の関係は、数多くの研究から明らかになっています。
エネルギー消費を上回る摂取を続けていれば、余分なエネルギーは中性脂肪となって皮下に蓄えられるため、体重及び体脂肪量は増加する。
なので、 プロテイン置き換えダイエットで、1日の摂取カロリーを減らす方法は、ダイエットの理にかなっていると言えます。
置き換えダイエットのやり方
ではここから、置き換えダイエットの方法を解説します。
おすすめの方法は、夜ごはんを低カロリー食品に置き換えます。

人間の身体は、摂取カロリーに合わせて、エネルギーを消費します。
朝や昼は、これから活動するので、エネルギーが必要なタイミングです。
もし、朝ごはんや、昼ごはんをプロテインだけにすれば、身体は消費カロリーを節約します。
ですが、夜の場合はどうでしょうか?
夜は、基本的に寝るだけなので、エネルギーはほとんど必要ないのです。
なので、置き換えダイエットは、夜ごはんを低カロリー食品に置き換えることを、おすすめします。
そのうえで、置き換えダイエットで行うことは4つあります。
- 期間を決める
- 低カロリー食品を選ぶ
- 夜ごはんを低カロリー食品のみにする
- 2週間に1回の体型チェック
では、具体的な流れを解説しますね。
期間を決める
置き換えダイエットは、2〜3日やっただけで、効果は出ません。
1ヶ月単位で、期間を設定しましょう。
難しく考えなくてOKです。
「いつまでに痩せたい」「このぐらい時間があれば痩せられそう」と思う期間で構いません。
低カロリー食品を選ぶ
期間を決めたら、どの低カロリー食品に置き換えるのか決めます。
おすすめの置き換え食品は下記です。
ポイント
- プロテイン
- 酵素ドリンク
- ささみ
- ブロッコリー
- 豆腐
この低カロリー食品で、最もおすすめなのは、プロテインです。
置き換えダイエットにプロテインをおすすめする理由は2つです。
- リバウンドしにくい
- コスパが良い
プロテインは、筋肉の材料である、タンパク質を摂ることができます。
置き換えダイエットで、リバウンドしない方法は、タンパク質を摂ることです。
食品からタンパク質を摂ろうとすると、意外とお金がかかります。
ですが、プロテインは1食あたり100〜140円と、コスパが良いのです。
次は、プロテインの種類や選び方を紹介しますね。
プロテインの種類
置き換えダイエットで飲むプロテインの種類は、自分に合ったものを選びましょう。
下記の画像は、プロテインを選ぶポイントを表しています。
例えば、筋トレをする習慣がある場合は、ホエイプロテイン。
とにかく、満腹感を重視するなら、置き換え専用のプロテインを選びます。
プロテインのサイズ
置き換えダイエットの期間によって、必要なプロテインの量が変わります。
プロテイン必要量の、おおまかな目安は下記です。
ダイエット期間とプロテインの必要量
- 1ヶ月:1〜2キロ
- 2ヶ月:2〜3キロ
- 3ヶ月:3〜4キロ
飽きを防ぎたい、継続を重視なら、飲み切りサイズのプロテインを、数種類買います。
コスパ重視なら、1つのプロテインを、大きいサイズで買います。
プロテインを3キロで買ったほうが、1キロを3袋買うよりも、金額が安いです。

プロテインを選ぶポイントは、目的に合わせることです。
筋トレをするのか、満腹感を重視するのかで、選ぶプロテインが変わります。
あなたは、置き換えダイエットで、何を優先しますか?
その答えによって、選ぶプロテインが変わります。
先ほどの画像を参考にしてくださいね。
もし、いきなり大きいサイズを買うのが不安な場合は、お試しセットがおすすめです。
自分の好みのプロテインを見つけてくださいね。
では、プロテインの話は一いったん終わりにして、置き換えダイエットの方法の解説にもどりますね。
夜ごはんを低カロリー食品に置き換える
置き換えダイエットで飲むプロテイン、もしくは低カロリー食品を選んだら、あとは夜ご飯で食べるだけです。
置き換えダイエットに「必ず何時に飲まなければいけない」というルールはありません。
ですが、仕事から帰宅したらすぐに食べることで、余計な間食の誘惑を減らすことができます。
2週間に1回の体型チェック
繰り返しになりますが、置き換えダイエットは、2〜3日で結果は出ません。
ですが、体型が変化していか確かめる、定期チェックが必要です。
チェックの方法は、置き換えダイエットのスタート日に、少しタイトな服を着ます。
そのタイトな服を、2週間に1回のタイミングで、また着てみましょう。
置き換えダイエットを2週間おこない、どれだけ体型が変化したか実感することができます。
体型が変化した実感は、大きなモチベーションになります。

もしあなたが、体重計を見て、一喜一憂するタイプなら、体重測定は無理にする必要はありません。
ダイエットの目的は、体重を減らすのではなく、体型を変えることです。
ならば、測定をする項目は、体重ではなく、体型になりますね。
体型をチェックする曜日を、あらかじめ決めておくと、忘れをしなくなりますよ。
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プロテイン置き換えダイエットのデメリット
置き換えダイエットは、摂取カロリーを減らすため、早く痩せることができます。
ですが、置き換えダイエットには、デメリットもあります。
置き換えダイエットのデメリット
- 身体が省エネモードになる
- 空腹を感じやすい
デメリットを詳しく解説しますね。
身体が省エネモードになる
身体が省エネモードになると、リバウンドしやすくなります。
繰り返しになりますが、脂肪が増える原因は、カロリーの摂り過ぎです。
1日の摂取カロリーを、消費カロリーよりも少なくすれば、脂肪が減ります。

極端に摂取カロリーを制限すると、比例して消費カロリーも減ってしまいます。
人間の身体は、摂取カロリーに合わせて、消費カロリーを調整します。
極端に摂取カロリーが少なければ、身体を省エネモードに切替え、消費カロリーを少なくします。
「お金の使い方」をイメージすると、わかりやすいかもしれません。
毎月のお給料や、貯金が減れば、使うお金を節約しますよね?身体も同じ考え方です。
摂取カロリーが減ると、人間の身体は、エネルギーが底を尽きる危機だと判断します。
すると、消費されるエネルギーを節約しようとします。
このように、極端な摂取カロリーの制限をすると、省エネモードにより、消費カロリーが減って、リバウンドしやすくなるのです。
省エネモードを防ぐ方法

置き換えダイエットで、省エネモードを防ぐ方法は、摂取カロリーを基礎代謝量よりも多く摂ることです。
基礎代謝とは、人間が生きていくために、必要最低限のカロリーのことです。
人間は、身体を動かさなくても、呼吸や臓器を動かすためのエネルギーが必要です。
もし毎日、基礎代謝以下の摂取カロリーが続くと、どうなるでしょう?
省エネモードで、リバウンドまっしぐらです。
これも「お金の使い方」を例に考えると、わかりやすいです。
摂取カロリーが、基礎代謝以下だと、こうなります。
貯金である「体脂肪」を減らさないように、消費カロリーを節約するのです。
ですので、置き換えダイエットでは、摂取カロリーが基礎代謝以下にならないようにしましょう。

基礎代謝は、年齢や生活スタイルによって、バラバラです。
厚生労働省から指標が出ていますので、それを参考にすればOKです。
年齢(女性) | 基礎代謝量(1日) |
18〜29歳 | 1,110Kcal |
30〜49歳 | 1,150Kcal |
50〜69歳 | 1,100Kcal |
出典元:e-ヘルスネット(厚生労働省)
空腹を感じやすい
置き換えダイエットは、1食を低カロリー食品のみに置き換えます。
空腹を感じやすく、反動でドカ食いをしてしまう可能性があります。

腹持ちのいいプロテインを選ぶことで、満腹感を得やすくなります。
腹持ちがいいプロテインは、ソイプロテインと、カゼインプロテインです。
人間は、消化に時間がかかる食べものを、腹持ちがいいと感じます。
消化に時間がかかるとは、食べものが、胃に滞在する時間が長いということです。
つまり、食べものが、胃に滞在する時間が長ければ、空腹を感じにくいのです。
プロテインの消化時間は下記です。
プロテイン別の消化時間
- ホエイ:1〜2時間
- ソイ:3〜6時間
- カゼイン:6〜8時間
消化に時間がかかる、ソイプロテインと、カゼインプロテインが、置き換えには適しています。
置き換えダイエット専用のプロテイン

置き換え専用のプロテインには、食物繊維が含まれています。
食物繊維は、体内で消化することができません。
なので、置き換え専用のプロテインは、胃の滞在時間が長く、腹持ちがいいのです。
食物繊維は消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分です。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分ですので、積極的に摂取することが勧められます。
出典元:e-ヘルスネット(厚生労働省)

飲んだときの、満腹感を重視するなら、置き換え専用プロテインがおすすめです。
ですが、普通のプロテインよりも、コスパは悪いです。
満腹感かコスパか、どちらを重視するかで、決めるといいですよ。
置き換えダイエットでリバウンドを防ぐコツ
置き換えダイエットで、リバウンドを防ぐコツは2つです。
- 筋肉のキープのためタンパク質を摂る
筋肉を落とさないことで、リバウンドを防ぎます。
詳しく解説しますね。
筋肉をキープできればリバウンドしない

リバウンドする原因は、脂肪と一緒に筋肉も減ってしまうことです。
置き換えダイエットで、筋肉をキープできれば、リバウンドはしません。
筋肉は、基礎代謝を増やす働きがあります。
基礎代謝が増えれば、1日の消費カロリーも増えます。
筋肉が増えると、1日の消費カロリーが増えるのです。
すると、摂取カロリーが、消費カロリーを上回ることが少なくなります。

1日の消費カロリーのうち、基礎代謝が60%を占めています。
基礎代謝で消費されるエネルギーのうち、22%が筋肉によって使用されます。
ジムに通う人の栄養学より作成
リバウンドとは、脂肪と筋肉が、一緒に減ることで起きます。
置き換えダイエットだけが、リバウンドを起こすのではありません。
どんなダイエットでも、リバウンドは起こる可能性があるので、筋肉をキープすることが重要なのです。
タンパク質が筋肉をキープする
筋肉は、タンパク質で作られています。
つまり、筋肉をキープできる量のタンパク質を、毎日摂らなければいけません。
成人女性の場合、1日あたり50〜70グラムのタンパク質が必要です。
50グラムのタンパク質を、食事で摂った例が下記です。
とても、現実的な食事の量ではありません。
そして、食事だけでタンパク質を摂ろうとすれば、糖質と脂質の量が増えます。
プロテインなら、糖質と脂質を抑えながら、タンパク質を摂ることができます。
コスパが良く、誰でも1〜2分で作れるので、生活に取り入れやすいですね。
毎日、筋肉のキープに必要なタンパク質をクリアするなら、プロテインが最適です。
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まとめ:置き換えダイエットはプロテインが最適
今回の記事のまとめです。
この記事のまとめ
- 置き換えダイエットは1日の摂取カロリーを減らすから痩せる
- リバウンドを防ぐ方法は筋肉を落とさないこと
- プロテインに置き換えるとリバウンドを防げる
置き換えダイエットは、正しく行えばリバウンドしません。
1日に必要なタンパク質と、基礎代謝以上のカロリー摂取を心がけ、省エネモードを防ぎましょう。
プロテインなら、手軽に飲めて省エネモードを防げるのでおすすめです。
まずは、自分に合ったプロテインを探しましょう。
「このプロテインなら置き換えダイエットでおいしく飲めそう」と思ったものから試してみましょう。
プロテインは1ヶ月分なら、飲み会1〜2回ほどの金額で買えちゃいますよ。