
反り腰を改善して、横に大きく広がり分厚いおしりを小さくしたい。
タイトなデニムを履いても、恥ずかしくない体型になりたい。
この記事の内容を実践すると、反り腰が改善し、おしりが小さくなります。
この記事の内容
- 反り腰に効果的なおしりの筋トレ
- おしりの脂肪が落ちる期間の目安
- 最短でおしりを小さくする方法
この記事で紹介している、最短でおしりを小さくする方法を継続して、私は1ヶ月でおしりが小さくなりました。
フィットネスクラブで6年間トレーナー経験のある私が、画像を使ってわかりやすく解説しています。
では、反り腰に効果的なおしりの筋トレ方法を紹介しますね。
反り腰に効果的なおしりの筋トレ
ここでは、反り腰に効果的な、おしりの筋トレを5つ紹介します。
ちなみに、おしりは複数の筋肉で構成されています。
おしりの筋肉


これから紹介する筋トレは、腰が反りにくいポジションで行うので、反り腰を助長する心配はありません。
では、画像をつかって筋トレの手順を解説しますね。
おしりの筋トレ①


筋トレの手順
- 四つんばいになる
- 両肘を床につける
- 腰を丸める
- 右足をうしろに伸ばす
- もとに戻す
ポイント
- 腰を丸めたままおこなう
- 動作中はつねに腹筋に力をいれる
- 足首は90度に固定する
- かかとを押し出すように足をうしろに伸ばす
おしりの筋トレ②


筋トレの手順
- 四つんばいになる
- 両肘を床につける
- 腰を丸める
- 右膝を外にひらく
- 右足をうしろに伸ばす
- もとに戻す
ポイント
- 腰を丸めたままおこなう
- 動作中はつねに腹筋に力をいれる
- 足首は90度に固定する
- 身体が外に開きすぎないようにする
おしりの筋トレ③


筋トレの手順
- 仰向けになり、両膝を立てる
- かかとをおしりの近くにおく(指先で触れるぐらい)
- 両足で床を押して、おしりを持ちあげる
ポイント
- 腰を丸めたまま身体を持ちあげる
- おしり→背中の順番に身体を持ちあげる
- もとに戻るときは、背中→お尻の順に身体をおろす
おしりの筋トレ④(梨状筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋)


筋トレの手順
- 身体の左側を下にして横になる
- 股関節を45度にまげる
- 膝を90度にまげる
- 両足のかかとをつける
- 右膝をひらく
- もとに戻す
- ⑤⑥を繰り返す
ポイント
- かかとが離れない範囲で膝をひらく
- 骨盤と上半身が動かないように固定する
おしりの筋トレ⑤(内閉鎖筋)


筋トレの手順
- 身体の左側を下にして横になる
- 股関節を90度にまげる
- 膝を90度にまげる
- 両足のかかとをつける
- 右膝をひらく
- もとに戻す
- ⑤⑥をくり返す
ポイント
- かかとが離れない範囲で膝をひらく
- 骨盤と上半身が動かないように固定する
反り腰に効果的なおしりの筋トレを5つ紹介しました。
もちろん、5つすべてを毎日やらなくてOKです。
最短でお尻を小さくする方法で紹介していますが、筋トレの頻度は週4回がベスト。
まずは、続けやすい筋トレを1つ選んで、週4回チャレンジしてみましょう。
小さくスタートすることが、継続できるコツです。
つぎのパートでは、反り腰の原因について解説しています。
反り腰の原因
反り腰の原因は、筋力バランスの崩れです。
腰を反らせる筋肉が過剰にはたらき、腰を丸める筋肉が使われていません。


なぜ、腰を反らせる筋肉ばかり使われるのか?
その原因は、日常生活のクセです。
筋力バランスが崩れる原因


- デスクワーク
- 立ち仕事
- 車の運転
- 運動不足
- ヒールをはく
- 足を組むクセがある
- カバンを片方の方で持つ
上記のように、おなじ姿勢で長時間すごしたり、左右どちらかに負担がかかるクセがあると、筋力バランスが崩れやすくなります。
では、過剰に使われている筋肉について、詳しく解説しますね。
過剰に使われている筋肉
下記の筋肉が過剰に使われ、腰を反らせています。
過剰に使われている筋肉


- 腸腰筋
- 大腿四頭筋(太もも前)
- 大腿筋膜張筋(太もも外)
- 広背筋
- 脊柱起立筋
太ももの前と外、背中が過剰に使われると、腰の反りが強くなります。
なぜなら、この5つの筋肉は、骨盤を前傾させるからです。
骨盤が前にたおれて、腰が反ると、おしりがうしろに突き出た状態になります。
なので、反り腰になると、おしりが大きく分厚くなるのです。


本来は、骨盤が前にたおれると、反対の役割である、骨盤を後傾させる筋肉がはたらきます。
ですが、反り腰の人は、骨盤を後傾させる筋肉が使えていないのです。
つぎは、使われていない筋肉について解説します。
使われていない筋肉
下記の筋肉は、骨盤を後傾させ、背中を丸める役割があります。
反り腰の人は、下記3つの筋肉が使われていません。
使われていない筋肉


- 大殿筋(おしり)
- 腹筋
- ハムストリング
上記3つの筋肉は、骨盤を後傾させる筋肉です。
さきほど説明した、骨盤を前傾させる筋肉とセットになっています。


画像のように、それぞれの筋肉が、表と裏についていて、セットになっていますね。
反り腰の人は、骨盤を前傾させる筋肉ばかり使うので、反対についている筋肉が使われない状態です。
ちなみに、大臀筋が使われていない原因は下記です。
大殿筋が使われていない原因
- デスクワークなど、長時間の圧迫
- 腹筋が使われていない
使いすぎている筋肉は、ストレッチで伸ばしてゆるめます。
使えていない筋肉は、筋トレやストレッチをして、使えるようにしなければいけません。
つぎのパートでは、筋トレやストレッチをして、どれぐらいでおしりの脂肪が落ちるのか解説しています。
おしりの脂肪が落ちる期間の目安
おしりの脂肪が落ちる期間の目安は、2〜3ヶ月です。
もちろん、脂肪が落ちるスピードには個人差があります。
おしりの脂肪を落とすには
- 反り腰の改善
- 皮下脂肪が落ちはじめる期間
上記のように、おしりの脂肪が落ちるには、複数の要因が絡みあっています。
皮下脂肪は3〜6ヶ月で落ちる


皮下脂肪とは、皮膚のすぐしたにある脂肪のことです。
皮下脂肪は、運動などで燃焼されにくく、落ちにくい特徴があります。
皮下脂肪が落ちるには、3〜6ヶ月かかるといわれています。
なぜ皮下脂肪は落ちにくいのか。
理由は、肝臓脂肪と内臓脂肪が優先的に落ちるからです。
理由は、肝臓脂肪と内臓脂肪が増えると、病気のリスクなどが高まり、危険だからです。
いっぽう、皮下脂肪は2つにくらべて、すこし増えても生命的な危機はありません。
そのため、皮下脂肪は落ちる優先順位が低いのです。
だから、2、3日だけ激しいトレーニングをしても、皮下脂肪が落ちず痩せないのです。
よく、たった一週間で痩せたダイエット方法などのフレーズを目にします。
ですが、たった一週間で痩せるダイエットはありません。
短い期間で落ちた体重は、ほぼ水分です。
皮下脂肪を落とすには、たった一週間で!のようなフレーズに騙されずに、コツコツと継続する心構えが重要です。
反り腰は2〜3ヶ月で改善する
正しいストレッチやトレーニングをすると、反り腰は2〜3ヶ月で改善します。
反り腰が改善すれば、骨盤や姿勢のゆがみがなくなり、もとの正しい状態になります。
もとの正しい姿勢になれば、使わなくなった筋肉や、必要以上についていた脂肪が落ちやすくなります。
ちなみに、トレーニングを続けて、効果が出はじめるタイミングは下記です。
トレーニング効果が出はじめる目安
- 筋トレの効果:20日以上
- 有酸素運動の効果:40日以上
反り腰を改善するなら、有酸素運動よりも、筋トレとストレッチがメインになります。
筋トレやストレッチを、少なくとも20日以上は継続することが、反り腰改善のポイントです。
最短でおしりを小さくする方法
ここでは、最短でおしりを小さくする方法を紹介しています。
一般的には、反り腰を改善し、皮下脂肪を落とすには、2〜3ヶ月かかります。
ですが、効果的な手段を組みあわせると、1ヶ月でおしりを小さくうすくできるのです。
最短でおしりを小さくするには
- 毎日ストレッチをする
- 筋膜リリースをする
- 週4回以上の筋トレをする
実際に私は、1ヶ月でデニムが1サイズダウンしました。
ちなみに、食事制限や激しい運動はしていません。
では、詳しい方法を解説しますね。
毎日ストレッチをする
毎日ストレッチをすると、はやく反り腰が改善して、おしりが小さくなります。
さきほど説明したとおり、反り腰は筋力バランスの崩れが原因です。
おしりの筋肉の場合、使われていないので、硬く縮んだ状態です。
硬く縮んだおしりの筋肉をストレッチで伸ばすと、スイッチが入り、おしりが使えるようになります。
おしりが使えるようになると、筋力バランスが整い、反り腰が改善し、おしりも小さく引き締まるのです。
おしりのストレッチの方法は、下記の記事で詳しく解説しています。


筋膜リリース
筋膜リリースをすると、ストレッチをより効果的にして、反り腰がはやく改善します。
筋膜リリースとは
反り腰の人は、筋力のバランスが崩れによって、筋膜が歪んだ状態です。
筋膜が歪んだ状態とは、歪んだ全身タイツを着ているようなもの。


土台そのものが歪んでいるので、いくら筋トレやストレッチをしても、正しい姿勢にならないのです。
なので、筋膜リリースで身体の土台を整えてあげると、筋トレやストレッチの効果が出やすいのです。
下記記事にて、ボディピクセルPROについて、くわしく解説しています。


週に4回以上は筋トレをする
反り腰を改善して、おしりを小さくするには、高頻度の筋トレが必要です。
最新の研究では、週4回の筋トレが効率的だということがわかっています。
筋力を高めるには
- 週の頻度が多いほうが効果が高い
- 週単位で、「回数×セット数」が効果に指標となる
筋トレは、やりすぎるとダメと思われがちです。
もちろん、高重量で激しい筋トレをする場合は、週2〜3回に抑えるべきです。
ですが、反り腰改善の場合は、筋トレの頻度を増やしましょう。
なぜなら、今まで使えていなかった筋肉を、日常生活で無意識にが使えるようにしなければいけないからです。
例えば、週2回の筋トレで、日常生活のクセが治るでしょうか?
日常生活のクセを治し、筋肉が使えるようになるには、少なくとも週4回の筋トレが必要です。
もちろん、高負荷でなければ毎日してもOK。



毎日筋トレをするのは、しんどいし、時間もない…。
時間がなかったり、すぐに疲れてしまう人でも、簡単に毎日筋トレを続けられる方法があります。
簡単に毎日筋トレを続ける方法は、EMS機器を使うことです。
私は、シックスパッドのヒップフィットを毎日使って、下半身痩せに成功しました
ヒップフィットは、履くだけで勝手におしりの筋肉が鍛えられる、魔法のようなスパッツです。
下記の記事で、ヒップフィットについて詳しく紹介しています。


ヒップフィットを1ヶ月使ったビフォーアフターの写真も載せているので、気になるかたはぜひチェックしてください。
まとめ
この記事では、反り腰を改善するおしりの筋トレについて解説しました。
この記事の要約
- 反り腰の人は、腰が反らない筋トレ種目を選ばなければいけない
- 反り腰改善の場合は、週4回以上の筋トレをする
- EMSを使うと、時間的・精神的な負担が軽く、ラクに毎日筋トレできる
- 筋膜リリースとストレッチの組みあわせが効果的
おしりの筋トレを継続すれば、反り腰が改善し、下半身が細くなります。
大きく横に広がり分厚いおしりが気にならなくなり、タイトなデニムも自信をもって履きこなせますよ。
ぜひ、今日から筋トレにチャレンジしてみてください。