
下半身が太くて痩せないのは、反り腰のせいなのかな?
反り腰になると、どんなデメリットがあるか知りたい。
この記事を読むと、反り腰による不調やデメリットがわかります。
デメリットは6つあり、そのうち5つは、あなたの体型に悪影響をあたえています。
本記事の内容
- 反り腰のデメリット6つ
- 反り腰の人がやってはいけないこと
- 反り腰が治った【ビフォーアフター】
- 反り腰を改善して、下半身痩せする方法
私は、反り腰によるデメリットと、自覚している体型コンプレックスが一致していることに気づきました。
気がついてから、ストレッチなどの反り腰改善を1ヶ月継続し、ヒップが小さくなりました。
フィットネスジムで6年間トレーナー経験のある私が、画像を使いわかりやすく解説しています。
反り腰のデメリットと、あなたの体型の悩みが一致しているか、チェックしてみてください。
反り腰のデメリット
反り腰のデメリットは6つです。
反り腰のデメリット
- おしりが大きくなる
- 太ももの外側が張る
- 太ももの前が太くなる
- 腹筋が割れない
- ふくらはぎが太くなる
- 腰痛・肩こりになりやすい
①〜⑤のデメリットは、体型に影響をあたえます。
つまり、他人から見ると、反り腰の人は、体重以上に太って見えます。
反り腰を改善して、下半身痩せする方法は、後ほど紹介しますね。
まずは、反り腰のデメリットを1つずつ解説します。
おしりが大きくなる
反り腰になると、おしりが大きくなります。
理由はおもに2つです。
- おしりが後ろに突き出る
- おしりの筋肉が使えていない
おしりが後ろに突き出る
反り腰とは、骨盤が前にたおれた姿勢の歪みを指します。
骨盤が前にたおれると、腰が反り、おしりが後ろに突き出た状態に。


画像のように、正しい姿勢と反り腰を横から見ると違いがわかります。
反り腰は、横からのシルエットが分厚く見えます。
おしりの筋肉が使えていない
反り腰の人は、おしりの筋肉が使えていません。
おしりの筋肉は、斜めについています。
なので、おしりの筋肉が使えて、引き締まると、おしりがコンパクトに。


逆に、おしりが使えていないと、おしりの筋肉が緩みます。
筋肉が緩むと、おしりが横に広がり、幅が広い大きなおしりになってしまうのです。


幅が広い大きなおしりを、小さくコンパクトなおしりに改善する方法は、おしりの筋トレです。
下記記事で、反り腰改善に効果的な、おしりのトレーニングを紹介しています。
おしりのトレーニング方法


ぜひ参考にしてください。
太もも外が太い
反り腰の人は、太ももの外側が張り太いです。
太ももが太くなる原因は、筋肉の使いすぎ。
筋肉は使うと縮み太くなる性質があります。


筋肉は使いすぎると、与えられる負荷に耐えるために、太く大きくなるのです。
太もも外側が日常的に使われると、自分の体重を支えるために、太ももの外側が太なり、パンパンに張ります。


太ももの外側が日常的に使われる原因は、おしりの筋肉が使えていないから。
おしりの筋肉の代わりに、太ももの外側を使い、体重を支えているのです。
おしりの筋肉と、太もも外側の筋肉には、同じ役割があります。
反り腰の人は、おしりの筋肉を使って身体を動かすのが苦手。
なので、太もも外側ばかり使われ、パンパンに太くなるのです。
改善方法は、おしりのトレーニングと、太もも外側のストレッチです。
太もも外側のストレッチ
上記の記事で、太もも外側のストレッチを紹介していますので、参考にしてください。
太もも前が太い
反り腰の人は、太ももの前が張り出し、脚が太いです。
太もも前の筋肉は、骨盤についています。
画像のように、反り腰で骨盤が前にたおれると、太もも前の筋肉が縮みます。


反り腰は、太もも前の筋肉が、自動的に縮んだ状態。
つまり、自分の意思とは関係なく、勝手に太ももの前をトレーニングしている状態なのです。
なので、太もも前が発達し、パンパンに太く前に張り出してしまいます。
改善方法は、太もも前のストレッチと、太もも裏のトレーニングです。
太もも前のストレッチ
太もも裏のトレーニング
どの記事も画像付きで解説していますので、参考にしてください。
腹筋が割れない
反り腰になると、腹筋が割れません。
正確には、割れた腹筋が表面に出づらくなります。
反り腰は、腹筋が緩んだ状態です。


筋肉は収縮すると、表面から見えやすい性質があります。
筋肉が収縮すると


なので、腹筋が緩んでいる反り腰は、割れた腹筋が表面から見えづらいのです。
改善方法は、腹筋のトレーニングです。
腹筋のトレーニング


4種類の腹筋トレーニングを紹介しています。
自分に合った、続けやすいトレーニングを選んでくださいね。
ふくらはぎが太くなる
反り腰は、ふくらはぎが太くなります。
なぜなら、反り腰は、ふくらはぎを酷使する姿勢だからです。
反り腰は骨盤が前にたおれた姿勢。
つまり、重心が前に傾いた状態です。


身体が前に傾いているので、体重がつま先に乗ります。
つまり、反り腰の人は、常につま先立ちをしているのです。
つま先立ちをすると、ふくらはぎが使われます。
なので、ふくらはぎが酷使され、ガチガチに硬く太くなるのです。
下記で、重心の傾きの解決方法や、簡単に改善できるグッズを紹介しています。


ぜひ、参考にしてください。
肩こり・腰痛
反り腰の人は骨盤が前傾し、腰が反っています。
そのため、腰に負担がかかり腰痛になりやすいです。
また、腰が過度に反ると、猫背を助長します。


猫背になると、肩が内巻きになり、肩こりや首の痛みの原因に。
改善方法は、広背筋のストレッチです。
広背筋のストレッチ
つぎのパートでは、反り腰のセルフチェック方法を紹介します。
反り腰のセルフチェック方法
ここでは、反り腰のチェック方法を簡単に紹介します。


仰向けになり、腰と床のスキマの広さで、反り腰かどうかチェックします。
仰向けになったときに、腰と床のスキマが、手のひら一枚分より大きいと反り腰の可能性があります。
より詳しくチェックしたいかたは、別記事のリンクを貼っておきますので、チェックしてください。


つぎは、反り腰の原因を解説しています。
反り腰の原因
反り腰の原因は、筋力バランスの崩れです。
人間の筋肉は、表と裏についています。
たとえば、大腿四頭筋の裏にはハムストリングがありますね。
筋肉は表と裏についている


反り腰は表と裏、どちらかだけの筋力が強くなり、骨盤や姿勢が歪むのです。
強い筋肉が硬く縮んでいるので、ストレッチで伸ばすと効果的。
どこの筋肉が強くなり、弱くなるのかは、下記の記事で解説しています。


つぎは、反り腰の人がやってはいけないことを紹介します。
反り腰の人がやってはいけないこと


反り腰の人がやってはいけないことはおもに3つです。
- うつ伏せで寝る
- 腰を反らすストレッチ
- 腰を反らす筋トレ
1つずつ解説しますね。
うつ伏せで寝る
反り腰の人は、うつ伏せになることを避けましょう。
うつぶせで寝ると、腰に大きな負荷がかかります。
うつぶせは、重力によって腰がしずみ、勝手に腰が反っている状態になるのです。


長時間うつぶせで寝ると、反り腰が進行してしまう場合があるので注意です。
腰を反らすストレッチ
反り腰の人は、腰をそらすようなストレッチはNGです。
具体的には、下記画像のようなストレッチです。


上記のストレッチは、どれも腰が反った状態です。
せっかく、反り腰改善のためにストレッチをしても、腰が反った状態では意味がありません。
下記記事で紹介しているストレッチは、腰が反らないので、反り腰改善に効果的です。


腰を反らす筋トレ
ストレッチとおなじく、反り腰の人は、腰を反らす筋トレもNGです。
具体的には、下記のような筋トレは腰を反らしています。


上記のような、腰が反りやすい筋トレは、反り腰の人はやめておきましょう。
たとえば、反り腰改善の筋トレで、プランクがよく紹介されます。
プランクは、正しいフォームでできていないと、あえて腰を反った状態をキープしているようなもの
プランクは、筋トレの難易度が高いので、反り腰の人はやめておきましょう。
下記記事で、反り腰改善に最適なトレーニングを紹介しています。
つぎは、反り腰改善のビフォーアフターを紹介します。
反り腰が治った【ビフォーアフター】
下記画像は、私が1ヶ月間、反り腰改善を行ったビフォーアフターの写真です。


たった1ヶ月間ですが、おしりの厚みが薄くなり、全体的にコンパクトになりました。
もっと詳しくビフォーアフターが見たい方は、下記の記事をチェックしてください。
正面・後ろ姿のビフォーアフター写真も載せています。


私が反り腰改善をするために、1ヶ月間で行ったことは下記です。
1ヶ月間行ったこと
- ボディピクセルPROを使って、下半身の筋膜リリース
- シックスパッドを使って、腹筋と大臀筋の筋トレ
- 出勤前or就寝前のストレッチ
この3つ以外、ハードな運動や食事制限は、何もしていません。
ただ、ボディピクセルPROや、シックスパッドなどのグッズは使いました。



ボディピクセルPRO・シックスパッドは、下半身痩せのお助けグッズです!
下半身痩せのお助けグッズについては、最後に紹介していますので、チェックしてくださいね。
つぎは、反り腰を改善して下半身痩せする方法を紹介します。
反り腰を改善して下半身痩せする方法
反り腰を改善して、下半身痩せする方法は、下記の3ステップです。
下半身痩せのステップ
- 歪みをリセットする
- 土台を整える
- 脂肪を落とす
歪みをリセットし、土台を整えると、余計な脂肪が落ちやすくなります。
反り腰の人は、姿勢や骨盤が歪んだ状態です。
さらに、必要以上に使われ、パンパンに張った筋肉が細くなるのです。


具体的な下半身痩せの手順は下記の5ステップです。
具体的な下半身痩せの手順
- 筋膜リリース
- ストレッチ
- トレーニング
- 食事管理
- 有酸素運動
まず、筋膜リリースで、筋肉の歪みをリセット。
つぎに、ストレッチと筋トレで、カッコよく整った土台を作ります。
さいごに、食事管理と有酸素運動で、脂肪を落とすのです。



5つ全部やらなきゃいけないですか?
食事管理や有酸素運動はめんどうだし、時間がないです。
まずは、筋膜リリース・ストレッチ・筋トレのみでOKです。
どうしても、できる限り短期間で痩せたい場合は、食事管理や有酸素運動を追加しましょう。



1ヶ月も筋膜リリースやストレッチ、筋トレを継続できる気がしません…。
今まで、ストレッチや筋トレが続けられなかった方は、グッズを使ってみましょう。
グッズを使うと、時間と労力をカットでき、無理なく継続できました。
つぎのパートで、実際に使った反り腰改善グッズを紹介しています。
おすすめの反り腰改善グッズ


反り腰改善のグッズを使うと、時間と労力をカットできます。
今まで、ストレッチや筋トレが継続できなかった人には、グッズがおすすめです。
私がおすすめする反り腰改善グッズは下記の3つです。
- ボディピクセルPRO
- ヒップフィット
- アブズ2
私はこの3つのグッズを使い、1ヶ月で下半身痩せできました。
下記で、3つの反り腰改善グッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。


まとめ
この記事では、反り腰のデメリットを紹介しました。
この記事の要約
- 反り腰は、下半身を太くするデメリットだらけ
- 反り腰の人は、腰を反らすストレッチやトレーニングは厳禁
- 反り腰を改善すると、下半身が薄くなる
- 下半身痩せは、土台の歪みを取り除くことが重要
反り腰はあなたの体型に、大きなデメリットをあたえます。
当ブログで紹介しているストレッチや、トレーニングを継続して、一緒にカッコいい体型を目指しましょう。