
反り腰を改善して、下半身を細くしたい。
オシャレな服を着ても、太ももやおしりだけパツパツで目立ってカッコ悪い…。
ストレッチで反り腰を改善して、細身のデニムが似合う体型になりたい。
この記事のストレッチを継続すれば、反り腰が改善します。
この記事の内容
- 反り腰改善ストレッチ7つ
- 体勢ごとのストレッチ方法
- 反り腰を改善して、下半身痩せする方法
私は、ストレッチなどの反り腰改善を継続して、1ヶ月で下半身が細くなりました。
フィットネスジムで、6年間トレーナー経験のある私が、画像を使いわかりやすく解説します。
では、反り腰改善ストレッチの手順を紹介しますね。
反り腰を改善するストレッチ7つ
手順を紹介する前に、反り腰の人がストレッチすべき筋肉を知っておきましょう。
伸ばすべき筋肉
- 腸腰筋
- 大腿四頭筋(太もも前)
- 大腿筋膜張筋(太もも外)
- 大臀筋(おしり)
- ハムストリング
- 広背筋
- 脊柱起立筋
上記7つの筋肉をストレッチすると、反り腰が改善します。
1部位あたり、20〜30秒×2〜3セットのストレッチをします。
伸ばす時間
- 1部位あたり20〜30秒
セット数
- 2〜3セット
ストレッチ例


上記の2パターンから、どちらを選んでもOK。
実際のストレッチ方法は下記です。
反り腰改善ストレッチ7つ




ストレッチ方法を簡単に解説しますね。
大腿四頭筋


- 肩幅で立つ
- かかとをおしりに近づける
腸腰筋


- 四つんばいになり、手の間に足をつく
- 後ろの足を伸ばし、背筋を伸ばす
大臀筋


- 足を前後に90度でおく(卍型にする)
- 身体を前にたおす
脊柱起立筋


- 床に座り、片足を膝の外へおく
- 背筋を伸ばし、身体をねじる
ハムストリング


- 床に座り、片足を伸ばす
- 背筋を伸ばし、身体を前にたおす
広背筋


- 四つんばいになり、片腕を斜めに伸ばす
- おしりを斜め後ろに引く
大腿筋膜張筋


- 仰向けになり、片足のかかとを膝にのせる
- 足の重さを使って、膝をたおす
つぎは、体勢ごとのストレッチ方法を紹介します。
まずは、寝ながらできる反り腰改善ストレッチです。
寝ながらできる反り腰改善ストレッチ
寝ながらできる反り腰改善ストレッチの流れは下記です。




各ストレッチの方法は、下記の記事で解説しています。


座ったままできる反り腰改善ストレッチ


各ストレッチの方法は、下記の記事で解説しています。


立ったままできる反り腰改善ストレッチ


各ストレッチの方法は、下記の記事で解説しています。


つぎのパートから、反り腰について紹介します。
反り腰とは
反り腰とは、骨盤が前にたおれた状態の姿勢の歪みを指します。
反り腰=骨盤前傾とも言われます。


反り腰は、骨盤が過剰に前傾して、おしりの下の骨が後ろへ出っぱっている状態です。
つぎは、反り腰の原因を解説します。
反り腰の原因
反り腰の原因は、筋力バランスの崩れです。
人間の筋肉は、表と裏についています。
たとえば、大腿四頭筋の裏にはハムストリングがありますね。
筋肉は表と裏についている


反り腰は表と裏、どちらかだけの筋力が強くなり、骨盤や姿勢が歪むのです。
強い筋肉が硬く縮んでいるので、ストレッチで伸ばすと効果的。
どこの筋肉が強くなり、弱くなるのかは、下記の記事で解説しています。


つぎは、反り腰のデメリットを紹介します。
反り腰による不調・デメリット
反り腰は、さまざまなデメリットがあります。
下記は、デメリットをジャンルごとに分ています。
痛み
- 腰痛
- 肩こり
- 猫背
- O脚
- X脚
- 疲れやすい
体型
- 太ももが太くなる
- おしりがおおきくなる
- ふくらはぎが太くなる
- 下半身が痩せない
- 二重あご
反り腰は、腰痛などの痛みだけでなく、体型にも大きな影響があります。
とくに、下半身にあたえる影響が大きく、反り腰の人は下半身だけ太く、痩せないのです。
つぎは、反り腰のセルフチェック方法を紹介します。
反り腰セルフチェック方法
ここでは、反り腰のチェック方法を簡単に紹介します。


仰向けになり、腰と床のスキマの広さで、反り腰かどうかチェックします。
仰向けになったときに、腰と床のスキマが、手のひら一枚分より大きいと反り腰の可能性があります。
より詳しくチェックしたいかたは、別記事のリンクを貼っておきますので、チェックしてください。


つぎは、反り腰の人が、日常生活で気を付けることを解説しています。
反り腰が日常生活で気を付けること
反り腰の人が、日常生活で気を付けることは、座り方と立ち方です。
1つずつ解説しますね。
座り方
反り腰を改善する、正しい座り方は、骨盤を立てて座ることです。
正しい座り方
- 骨盤を立てる
- イスに深く腰かける
- 膝が90度になるように
- 足の裏を床につける
- 背もたれに寄りかからない
反り腰の人は、骨盤を立てて座ることが重要です。
骨盤を立てて座ると、坐骨が座面にあたります。


背もたれに寄りかかったり、前かがみになると、坐骨が座面にあたりません。
とくに、前かがみになると腰が前に出て、反り腰がさらにキツくなるので要注意です。


骨盤を立てて、坐骨で座れるように、意識してみましょう。
立ち方
正しい立ち方は、横から見たときに、耳からかかとまでが、まっすぐの状態です。
正しい立ち姿勢とは
- 肩
- 背骨
- 股関節
- 膝
- かかと
上記が、まっすぐ一本の線になっている状態が、正しい姿勢です。
正しい姿勢にするために、意識することは下記の3つです。
意識すること
- 重心を真ん中にする
- 耳の真下に肩があるようにする
- つま先は少し外側を向ける
反り腰の人は、重心がつま先に傾いています。
重心がつま先に傾くと、身体が前にたおれないように、重心を後ろに傾けます。
つまり、腰を反らして、バランスをとるのです。


重心が前に傾いたままでは、反り腰が改善しません。
なので、反り腰を改善するには、立ち方の矯正も重要です。
正しい立ち方の具体的なコツ
- 重心を真ん中にする
- お腹に力を入れる
- おしりに力を入れる
- 肩甲骨を軽くよせる
①の重心を真ん中にするについては、ここで解説すると長くなるので、下記記事を参考にしてください。


②〜③については、ストレッチやトレーニングで改善できます。
つぎのパートで、反り腰改善のトレーニングについて紹介します。
反り腰改善のトレーニング
反り腰はトレーニングで改善できます。
反り腰の人が、トレーニングすべき筋肉は下記です。
トレーニングすべき筋肉
- 腹直筋
- 大臀筋
- ハムストリング
それぞれの詳しいトレーニング方法は、別記事で解説しています。
ぜひ参考にしてください。
トレーニング関連記事
反り腰を改善して下半身痩せする方法
反り腰を改善して、下半身痩せする方法は、下記の3ステップです。
下半身痩せのステップ
- 歪みをリセットする
- 土台を整える
- 脂肪を落とす
歪みをリセットし、土台を整えると、余計な脂肪が落ちやすくなります。
反り腰の人は、姿勢や骨盤が歪んだ状態です。
さらに、必要以上に使われ、パンパンに張った筋肉が細くなるのです。


具体的な下半身痩せの手順は下記の5ステップです。
具体的な下半身痩せの手順
- 筋膜リリース
- ストレッチ
- 筋トレ
- 食事管理
- 有酸素運動
まず、筋膜リリースで、筋肉の歪みをリセット。
つぎに、ストレッチと筋トレで、カッコよく整った土台を作ります。
さいごに、食事管理と有酸素運動で、脂肪を落とすのです。



5つ全部やらなきゃいけないですか?
食事管理や有酸素運動はめんどうだし、時間がないです。
まずは、筋膜リリース・ストレッチ・筋トレのみでOKです。
どうしても、できる限り短期間で痩せたい場合は、食事管理や有酸素運動を追加しましょう。
ちなみに、私は筋膜リリース・ストレッチ・筋トレのみを1ヶ月継続し、下半身痩せに成功しました。
グッズを使うと、時間と労力をカットでき、無理なく継続できました。
つぎのパートで、実際に使った反り腰改善グッズを紹介しています。
おすすめの反り腰改善グッズ


反り腰改善のグッズを使うと、時間と労力をカットできます。
今まで、ストレッチや筋トレが継続できなかった人には、グッズがおすすめです。
私がおすすめする反り腰改善グッズは下記の3つです。
- ボディピクセルPRO
- ヒップフィット
- アブズ2
私はこの3つのグッズを使い、1ヶ月で下半身痩せできました。
下記で、3つの反り腰改善グッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。


まとめ
この記事では、反り腰改善ストレッチを紹介しました。
この記事の要約
- 反り腰の人が伸ばすべき筋肉は7つ
- 下半身痩せは、筋膜リリース・ストレッチから始める
- 反り腰改善グッズを使うと、継続が簡単になる
反り腰を改善して、下半身痩せしたいなら、気軽にできるストレッチから始めてみましょう。