[st-kaiwa2]反り腰がヒドくて、下半身が太いのが悩みです。フォームローラーを使って筋膜リリースをすれば、反り腰が改善するらしいけどホントかなぁ?今までなにをしても下半身だけ痩せなかったから、信じられない…。[/st-kaiwa2]
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- 下半身だけが痩せない原因
- 筋膜リリースが反り腰を改善する理由
- 反り腰を根本的に改善する方法
[/st-mybox]
反り腰は、フォームローラーを使い、筋膜リリースを行うことで改善できます。
反り腰改善のストレッチや、とレーニングで効果が出なかった人も、筋膜リリースなら効果があります。
[st-kaiwa2]なぜ、筋膜リリースで反り腰が改善するのですか?筋トレやストレッチでは改善しないのに…。[/st-kaiwa2]
今まで何をしても、反り腰による下半身太りが改善しなかった人には、原因があります。
それは、反り腰の形をした硬いウエットスーツを着ながら、ストレッチや筋トレをしていたからです。
画像のイエローのラインは、反り腰の形で硬くなったウェットスーツを指し、これが筋膜です。
筋膜リリースは、硬くなってしまった筋膜を、本来の柔らかい状態へもどすことができます。
今まで何をしても反り腰が改善しなかった人は、筋膜リリースで反り腰を改善させましょう。
前置きが長くなりましたが、本編へ入りましょう。
目次
下半身太りの原因
下半身太りとは、下半身だけが太くなる、または下半身だけ痩せないことです。
下半身太りの原因は、身体の歪みが原因です。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f9fbff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]下半身太りの主な原因
- 反り腰
- 反張膝
- 浮き指[/st-mybox]
これらは、姿勢や骨盤の歪みから起こります。
身体のラインそのものが歪むので、ダイエットで脂肪が減っても、下半身だけが痩せなくなります。
今回は、反り腰に絞って、原因や改善の方法を紹介しています。
反張膝や浮き指の改善については、別の記事を参考にしてください。
では、下半身太りの原因である、反り腰について詳しく解説しますね。
反り腰とは
反り腰とは、骨盤が前傾して、腰が反った状態のことをいいます。
骨盤が前傾して反り腰になると、下記のような下半身太りが起こります。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f9fbff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]反り腰の特徴
- 太ももの前が張って太くなる
- 尻が大きくなる
- ふくらはぎ・足首が太くなる
- 太ももの裏に脂肪がつく[/st-mybox]
このように、反り腰は下半身を太くしてしまいます。
上半身はダイエットで痩せるのに、下半身だけ痩せない人は、反り腰が原因の可能性があります。
では次に、反り腰が起こる原因について解説します。
反り腰になる原因
反り腰の原因は、何かしらの身体のクセで、腰を反らす筋肉だけが頻繁に使われて、強くなることです。
何かしらの身体のクセとは、主に下記のようなことです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- ヒールを履く
- 腹筋が使えていない
- 座っている歯間が長い
 [/st-mybox];
腰を反らす筋肉が使われ続けると、その筋肉・筋膜が硬くなります。
ちなみに、反り腰で硬くなる筋肉は4つです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f9fbff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]反り腰で硬くなる筋肉
- 脚の付け根
- 太ももの前
- 腰・お尻
- ふくらはぎ・足首[/st-mybox]
これらの筋肉が使われ続け、硬く縮んでしまいます。
硬く縮んだ筋肉は、時間が経つほど、もとの状態にもどりづらくなります。
そのため、反り腰は改善が難しく、下半身太りで悩んでいる人が多いのです。
逆をいうと、反り腰は筋膜リリースを早めに行うことで、改善が早くなります。
では次は、筋膜リリースについて解説します。
筋膜リリースとは
筋膜リリースとは、専用のツール(フォームローラー)を使い、硬くなった筋膜を本来の状態にもどすことです。
筋膜リリースを行うと、最初に紹介した、反り腰の形で硬くなったウエットスーツが、本来の柔らかさにもどります。
筋膜の役割
筋膜とは、カンタンに言うと、筋肉を包んでいる膜のことです。
筋膜は、1つずつの筋肉を個別に包んでいるのではなく、頭から足先まで全身を包んでいます。まさにウエットスーツです。
筋膜の働きは主に2つあります。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f9fbff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]ポイント筋膜の役割
- 正しい姿勢を保つ
- 関節をスムーズに動かす[/st-mybox]
筋膜は関節の動きに関わっており、関節を正しい位置に固定する役割があります。
筋膜が硬く縮まると、筋膜に包まれている関節の位置が変わります。
関節の位置が正しい位置から変わると、姿勢が崩れてしまいますね。
[st-kaiwa2]筋膜って、そんなに縮みやすいんですか?[/st-kaiwa2]
筋膜は、80%以上がコラーゲンで構成されていて、とても柔らかい組織です。
そのため、筋膜は絡まったり縮んだりしやすい性質があります。
専門的には、癒着(ゆちゃく)や萎縮(いしゅく)と言われます。
癒着や萎縮を防ぐことで、正しい姿勢を保ち、反り腰を改善することができます。
筋膜の癒着と萎縮が起こる原因
筋膜が癒着・萎縮する原因は下記です。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f9fbff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]癒着・萎縮の原因
- 水分不足
- ストレス
- 同じ姿勢で長時間すごす[/st-mybox]
この3つの状況を避けると、筋膜を正しい状態に保つことができます。
気をつけたいのが、この3つはあくまで、筋膜の癒着・萎縮を予防するものです。
すでに硬く縮んだ筋膜を、本来の柔らかさにもどす方法ではありません。
筋膜を本来の状態にもどす方法は、筋膜リリースです。
筋膜の癒着と萎縮を改善する理由
癒着と萎縮は、洋服のアイロンがけをイメージするとわかりやすいです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- シワシワの洋服:癒着・萎縮した筋膜
- アイロン:フォームローラー
- アイロンがけ:筋膜リリース[/st-mybox];
シワシワで縮んでしまった洋服をきて動くと、窮屈に感じたり、姿勢が悪くなりますよね?
これは筋膜が、癒着・萎縮した状態と同じです。
ですが、シワシワに縮んだ洋服でも、しっかり押さえながらアイロンがけすると、キレイになり動きやすくなります。
このアイロンがけが、筋膜リリースです。
筋膜リリースは、フォームローラーがあれば誰でも行うことができます。
ですが、使用上の注意点が多く、正しい方法を知らないと、反り腰を改善することができません。
では次に、筋膜リリースを行うポイントを紹介しますね。
効果を出す筋膜リリースのポイント
実践的な方法のまえに、筋膜リリースを行ううえでのポイントは3つです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f9fbff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]効果を出す筋膜リリースのポイント
- 毎日もしくは2日に1回行う
- 一箇所につき60〜90秒行う
- 痛すぎない強度で行う[/st-mybox]
それぞれの理由を解説します。
毎日もしくは2日に1回行う
反り腰を改善したいのであれば、筋膜リリースは、少なくとも2日に1回は行いましょう。
[st-kaiwa2]そんなに頻繁にしないとダメなのですか?[/st-kaiwa2]
筋膜リリースは毎日行っても、問題ありません。
むしろ、反り腰の人は毎日行うことで、改善が早くなります。
なぜ毎日行うのか、先ほどのアイロンがけを思い出しましょう。
アイロンは一度かけるとシワが伸びますが、服を着て動けばまたシワができます。
筋膜リリースも同じです。
筋膜が柔らかくなっても、また悪い姿勢で過ごせば、筋膜は癒着・萎縮します。
柔らかくなった筋膜をキープするには、少なくとも2日に1回の筋膜リリースが必要です。
一箇所につき60〜90秒行う
筋膜リリースは、ストレッチと違い、60秒以上から効果が出ます。
90秒以降はそこまで効果に違いがないので、60〜90秒が、もっとも効率がいいです。
痛すぎない強度で行う
筋膜リリースを行う強度は「痛気持ちいい」が目安です。
痛みが強すぎると、身体が力んでしまい、筋膜がほぐれにくくなります。
強烈すぎるマッサージを受けたときに、身体がグッと力んでしまうのと同じです。
痛い=効いているではありませんので、注意が必要です。
[st-kaiwa2]痛くならないコツはありますか?[/st-kaiwa2]
ゆっくり動かす、または痛い場合は無理に動かさないことです。
あとは、息が止まらないように、意識して深呼吸を行いましょう。
筋膜リリースの方法で、ある程度の痛みはコントロールできます。
ですが、フォームローラー自体が硬すぎたり、筋膜リリースに適していないと、痛みをコントロールできないことがあります。
筋膜リリースに適していないフォームローラーを使ってしまうと、反り腰が改善しない原因になります。
別の記事で、失敗しないフォームローラーの選び方を解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
反り腰を改善する筋膜リリースの方法
反り腰を改善するために、筋膜リリースを行うべき筋肉は4つです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f9fbff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]筋膜リリースを行う筋肉
- 腸腰筋
- 大腿四頭筋
- 脊柱起立筋・大殿筋
- 腓腹筋・ヒラメ筋[/st-mybox]
これらの筋肉に、少なくとも2日に1回は筋膜リリースを行いましょう。
時間帯はいつでも構いませんので、15〜20分ほどの時間が確保できるタイミングで行いましょう。
詳しい方法は、下記の記事で紹介していますので、ぜひ実践してくださいね。
まとめ:筋膜リリースは関節の位置を正して反り腰を改善する
今回の記事のまとめです。
[st-minihukidashi fontawesome=”fa-file-text-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#FFC107″ color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]この記事のまとめ[/st-minihukidashi]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
- 反り腰は下半身だけ痩せない原因の1つ
- 筋膜の癒着・萎縮は身体が歪む原因
- 癒着・萎縮は筋膜リリースで改善する
- 筋膜リリースは少なくとも2日に1回行う
反り腰になると、下半身が痩せなくなります。
反り腰は、特定の筋肉ばかりが使われて縮み、身体の歪み起こります。
硬く縮んでしまった筋肉を、本来の状態にもどすことが、反り腰改善のスタートです。
フォームローラーがあれば、自宅で15〜20分でできます。
早く始めるほど、早く反り腰が改善します。
ぜひこれを機に、筋膜リリースを始めてみてください。
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