こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
- 反張膝が起こる原因
- 反張膝を改善してふくらはぎを細くする方法
本記事の信頼性
反張膝とは、膝が反り、奥に押し込まれた状態のことです。
反張膝は、下半身が痩せない、ふくらはぎが太くなる原因です。
画像のように、反張膝は脚のシルエット自体を変えてしまいます。
そのため、ダイエットで脂肪が落ちても、ふくらはぎだけ細くならないのです。
あなたを悩ませている下半身太りや、ふくらはぎの太さは、反張膝が原因かもしれません。
前置きが長くなりましたが、本編へ入りましょう。
目次
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反張膝とは
反張膝とは、膝が奥に押し込まれ「くの字」に曲がっている状態のことです。
画像のように、膝が後ろに押し込まれるので、ふくらはぎも後ろにアーチを張った状態になります。
ダイエットで脂肪が落ちたとしても、反張膝を改善しないかぎり、ふくらはぎは後ろに張り出したままです。
いくら脂肪を落としても、ふくらはぎだけが太い、または太く見えてしまうのです。
反張膝のデメリット
反張膝のデメリットは、ふくらはぎが太くなるだけではありません。
反張膝のデメリットは全部で3つです。
反張膝のデメリット
- ふくらはぎが太くなる
- 反り腰になる
- 関節に痛みが出る
まだ紹介していない反り腰や、関節の痛みについて解説しますね。
反張膝は反り腰になる原因
反張膝は、反り腰になる原因の1つです。
反り腰になると、ふくらはぎだけでなく、下半身全体を太くして、痩せにくくなります。
反張膝は肩・腰・膝の痛みの原因
反張膝の人は、下半身の筋肉が硬くなっています。
硬くなった筋肉は、関節が痛くなる原因になります。
なぜなら、硬くなった筋肉は、衝撃を吸収することができないからです。
例えばこの場合、どちらの方が衝撃が少ないと思いますか?
もちろん、ゴムボールの方が衝撃が少ないですよね。
この例えの場合
- ガラス玉:反張膝で硬くなった筋肉
- ゴムボール:柔らかい筋肉
となり、反張膝で硬くなった筋肉は、肩・腰・膝の痛みにつながります。
せっかくダイエットで始めた筋トレやジョギングを、泣く泣く中止しなければいけません。
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反張膝の原因
反張膝の原因は、日常生活の身体の使い方にあります。
主な原因は2つです。
- 足裏の重心がかかと側にかたよる
- 膝を支える筋力のバランスが崩れている
2つの原因について解説しますね。
足裏の重心がかかと側にかたよる
反張膝の原因は、足裏の重心がかかと側にかたよることです。
重心がかかと側にかたよる原因は2つです。
- ヒールの高い靴を履く
- サイズが合っていない靴を履く
このように、靴が原因で、足裏の重心がかかと側にかたよります。
重心がかかと側にかたよると、足の指が浮く「浮き指」の状態になります。
浮き指になると、太もも・ふくらはぎを酷使して、身体のバランスを保とうとします。
太もも・ふくらはぎを酷使する=筋肉を使い続けるということです。
使われ続けた筋肉は、パンパンに張るため、ふくらはぎや太ももが太くなります。
筋力のバランスが崩れている
反張膝の人は、膝を支える筋力のバランスが崩れています。
膝は、太ももの前と、太ももの裏の筋肉によって支えられています。
膝の関節が安定せず、正しい位置にキープできなくなり、反張膝を起こしてしまいます。
この2つの筋力のバランスが崩れると、画像のように、関節が安定しません。
反張膝を改善するには、足裏の重心を均等にして、筋力のバランスを整えなければいけません。
次は、反張膝を改善する方法を紹介しますね。
反張膝の改善方法
反張膝を改善する方法は3つです。
- グッズを使って浮き指を矯正する
- 反張膝の人は反り腰の場合がほとんど
- 反張膝と反り腰の改善を同時に進める膝の裏・ふくらはぎの筋膜リリースをする
- 骨盤の歪みを矯正する
この3つの方法で、誰でも1〜2ヶ月の期間で、反張膝を改善することができます。
では、具体的な改善方法を解説します。
グッズを使って浮き指を矯正する
浮き指を改善することで、反張膝を根本的に改善することができます。
浮き指は、かかと側にかたよった重心を均等にすることで改善します。
浮き指の改善ができるグッズは2つです。
- 足指パッド
- インソール
足指パッドとインソールは、装着するだけで、浮き指を勝手に矯正してくれるグッズです。
浮き指は、トレーニングでの改善が難しく、グッズで矯正するのが、もっとも効率的な方法です。
膝の裏・ふくらはぎの筋膜リリース
反張膝の人は、下半身の筋肉が硬くなっています。
ですので、フォームローラーを使って、筋膜リリースを行いましょう。
とくに、膝の裏とふくらはぎが硬くなっていますので、筋膜リリースで本来の柔らかさにもどさなければいけません。
反張膝は、硬くなった筋肉が、膝を間違った場所に固定しているため起こっています。
なので、反張膝は筋肉が硬いままでは、改善できません。
別の記事で、ふくらはぎと膝裏の、筋膜リリースの方法を紹介しています。
反り腰を改善するフォームローラーの使い方【1日15分で改善】
骨盤の歪みを矯正する
反張膝の人は、大半が骨盤が前に倒れている、反り腰の状態です。
誰でもカンタンに骨盤を矯正する方法は、ストレッチポールです。
反張膝と反り腰、どちらが先になったかは、人によって違います。
ですので、反張膝だけを改善しても、反り腰が原因で、また反張膝になる可能性があります。
さらに、反張膝だけを改善しても、反り腰が原因で、下半身太りが改善できない場合もあります。
反張膝の改善と、反り腰の改善を同時に行うことで、下半身太りが最短で改善します。
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まとめ:反張膝とは下半身を太くする原因
今回の記事のまとめです。
この記事のまとめ
- 反張膝は太もも・ふくらはぎが太く見える原因
- 脂肪が落ちても下半身が太いまま
- 反張膝の人は反り腰の場合がほとんど
- 反張膝と反り腰の改善を同時に進める
反張膝は下半身を太くする、または下半身だけ痩せなくする原因です。
スキニーを履きたい人にとって、反張膝はデメリットしかありません。
本記事で、反張膝のメカニズムや原因がわかったと思います。
ですので、あとは紹介した改善方法を続けるのみです。
今日から始めれば、最短でスキニーが履けるようになりますよ。