反り腰の原因を知って、取り除くことができれば、誰でも反り腰を改善できます。
反り腰の原因は、筋肉のバランスが崩れることです。
てっきり、筋肉の量が不足しているからだと思っていました。
多くの人が、勘違いをしているんです…。
なので、身体の歪みを改善するために、筋肉を増やそうとします。
反り腰は、筋肉を増やすと、悪化する場合があります。
これって間違いなんですね…。
反り腰について、もっと理解しなきゃ…!
間違ったトレーニングは、さらに筋力バランスを崩す原因になります。
反り腰について理解すると「何をするべきか・何をしてはダメなのか」がわかりますよ!
筋肉のバランスを整えることで、反り腰は改善します。
そして、下半身がスッキリし、自信を持って、スキニーを履くことができます!
反り腰の原因や、どんな時に起こるのかを知れば、今後反り腰の悩みから解放されます。
今まで、反り腰改善を行っても効果が無かった人は、本質を理解していません。
この記事を読み終えた頃には、本質を理解し、反り腰改善の行動にきっと移っているはずです!
目次
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なぜ反り腰の原因が筋肉バランスの崩れなのか
反り腰の人は「腰を反らせる働きがある筋肉だけが強くなっている」状態です。
特定の筋肉の働きが強くなると、反り腰の負の連鎖が始まります。
反り腰が起こる流れ
- 腰を反らす筋肉だけが強くなる
- 働く強さ・時間が他の筋肉より長い
- 筋肉が縮んだ状態が続く
- 筋肉が縮んだ状態で硬くなる
- 元に戻りにくくなる
- 反り腰が改善しない
腰を反らす筋肉だけ強くなることが、反り腰の始まりです。
反り腰の人が、下半身痩せ改善を目的に、スクワットで太ももの前を鍛えたとしましょう。
太ももの前は、骨盤を前傾させ、腰を反らせる働きがあります。
結果、スクワットをしても下半身が痩せるどころか、むしろ太くなってしまいます。
腰を反らす筋肉だけが強くなる原因
スクワットやトレーニングをしてなくても、下半身が太く腰が反るのはなぜでしょうか?
腰を反らす筋肉だけが強くなる原因は2つあります。
腰を反らす筋肉だけが強くなる原因
- 悪い姿勢で過ごしている
- 体重が増える・太っている
この2つの原因について解説します。
反り腰になる悪い姿勢とは
ここでの悪い姿勢は反り腰を助長するものです。
悪い姿勢の原因は足裏にあります。
反り腰になる悪い姿勢
- かかとに体重がかかっている
- 足の指が浮いていて、足裏を使えていない
かかとに体重が偏っていると、足の指を浮かせて歩く・立つ癖がつきます。
かかとに体重が偏る原因は、ヒールを頻繁に履く・サイズが合っていない靴を履くなどです。
足の指が浮くと、膝が伸びてしまい、骨盤を前に倒す、反り腰状態になります。
浮き指について反り腰が改善しない原因は浮き指【女性の80%】で解説しています。
体重が増えると反り腰になる
基本的に体重が増えると、人間はお腹周りから太り始めます。
お腹が大きくなると、お腹だけが身体から前に出た状態になります。
すると、身体は腰を反らして、バランスを取ろうとします。
腰を反らせる筋肉ばかりが働き、強くなります。
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反り腰を改善する筋肉バランスを整える方法
崩れた筋肉のバランスを整えることで反り腰は改善します。
改善の方法は大きく分けて3つです。
筋肉バランスを整える方法
- 悪い姿勢を改善する
- 体重を減らす
- 必要な筋肉をつける
この3つを行うことで、筋肉のバランスが整います。
悪い姿勢を改善する
これが一番重要です。
体重が減って必要な筋肉がついたとしても、姿勢が悪ければ反り腰は改善しません。
重要な項目なのですが、姿勢の改善を、自分の意識だけで変えるのは難しいです。
24時間のうち、睡眠時間(7時間)を除くと17時間あります。
姿勢って、意識してもいつの間にか元に戻ってるんですよね…。
人間は、長時間、意識することが苦手です。
自分がダメなのではなく、人間の特性上、仕方ないことですよ。
どんなに集中力がある人でも、17時間ずっと姿勢を意識することは不可能です。
ですが、自分の意識とは関係なく姿勢を改善する方法があります。
悪い姿勢を改善する方法
- ストレッチポールを使う
- 浮き指の対策パッドを使う
- インソールを使う
3つすべて、簡単に使うことができる姿勢改善のグッズです。
乗っているだけ・付けているだけで姿勢が整います。
自分の意識や集中力は関係ありません。
様々なグッズがある中でも、この3つは、反り腰改善にピッタリです。
実際に使用して、効果があったものを下記関連記事で紹介しています。
グッズの種類が多過ぎて、選び方が分からない方は参考にしてください。
<姿勢を改善するグッズ関連記事>
体重を減らす
現在、太ってお腹が出ているまたは、標準体重を超えている場合は、体重を減らしましょう。
反り腰改善だからといって、特別なダイエットが必要な訳ではありません。
基本的なダイエットである、食事制限と運動でいいのです。
反り腰改善のエクササイズを行うと、ダイエットと反り腰改善を、効率よく進めることができます。
反り腰改善に必要な筋肉をつける
「腰を反らす筋肉だけが強くなっている」ということは、「腰を伸ばす筋肉が弱くなっている」ということです。
反り腰の人が弱くなっている、代表的な筋肉が腹筋です。
腹筋のなかでも、インナーマッスルと呼ばれる、姿勢を整える働きがある筋肉を鍛えなければいけません。
お腹のインナーマッスルは、図のような上体起こしでは、ほとんど鍛えることができません。
インナーマッスルを鍛える方法
- 体幹系の自重トレーニング
- EMSを使ってトレーニング
この2つで、お腹のインナーマッスルを鍛えます。
体幹系の自重トレーニングは、よくイメージされるプランクなどです。
体幹トレーニングとしては効果大なのですが、やり方を間違えると、反り腰を助長するので注意が必要です。
正しいフォームで行う自信がない場合は、EMSをおすすめします。
EMSは貼るだけで、お腹のインナーマッスルが鍛えられるので、効果がフォームに左右されません。
反り腰で太っている人は、ダイエットと反り腰改善を、同時に行えるのでおすすめです。
EMSとは?ダイエットに効果はあるのか【メリット・デメリットを解説】の記事内で、EMSについて解説しています。
トレーニングをする時間がなく、効率よく反り腰を改善したい方は読んでみてください。
反り腰の原因は筋肉バランスの崩れ
今回の記事のまとめです。
この記事のまとめ
- 反り腰の原因は、筋肉バランスの崩れ
- 筋肉バランスの崩れは、悪い姿勢・体重の増加で起こる
- 姿勢改善・体重を減らす・体幹トレーニングで改善できる
「筋肉バランスの崩れを放置」とは「筋肉が縮んだ状態」をずっと放置していることになります。
長期間縮んだ筋肉を、元に戻すには時間がかかります。
反り腰の人は、今すぐ改善を始めなければいけないのです。
開始が遅ければ遅いほど、筋肉が縮み、硬くなった状態から開始されます。
原因を知った今日から始めれば、最短のスタートです!